はじめに
はじめまして、わかめといいます。
この度ランクマッチS19にて初めてのレート2000と最終3桁を達成することができたので、構築記事として記録しようと思います。
対戦していて楽しい構築だと思うので、ザシアン構築に興味がある方は是非使ってみてください。
以下、あとがきまで常態。
レンタルチーム
構築経緯（採用順）
ザシアン
軸となる伝説ポケモンは前期最終1位を達成しているザシアンに注目して採用。
特性の仕様変更でザシアンを絡めたサイクルは難しいと感じ、自分のプレイスタイルに合ったHAザシアンを軸とした対面的な構築を組むことにした。
キノガッサ・イーユイ
ザシアンの取り巻きとして、レンタルチームを使用していた際手ごたえを感じたキノガッサとイーユイをそのまま採用。
初手キノガッサ、後続にザシアンを置いて2体で暴れた後のスイーパーとしてスカーフイーユイという流れが多く、対面的な戦い方をするというコンセプトにも合っていた。
カイリュー
対面性能が高くザシアンとの相性も良いカイリューを採用。
ザシアンのテラスタル依存度が高くない点から、カイリューにテラスタルが残っている展開が多いためラストのスイープ性能を上げるためノーマルテラス鉢巻で採用。
カバルドン
ここまでで信じられないくらいコライドンが重いため、見せ合い画面で少しでも嫌な気持ちになってくれたら良いなという気持ちでカバルドンを採用。
ハバタクカミ
最後の1枠を探してインターネットをさまよっていたところ、あまえるマジカルフレイムハバタクカミがミライドンやコライドンなどの構築に初手投げが安定すると知り、ネットの情報を鵜吞みにして構築が完成した。
コンセプト
・ザシアンを軸とした対面的な構築
・相手に合わせて柔軟に選出をし、構築単位で広く対応できるようにする
個別紹介
ザシアン
持ち物：くちたけん
テラスタイプ：でんき
特性：ふとうのけん
性格：いじっぱり
195(220)-222(252)-135-90-135-173(36)
きょじゅうざん / インファイト / ワイルドボルト / くさわけ
【調整】
・H…できるだけ高く、ASに振った残り全て
・A…特化
・S…準速オオニューラ抜き
自慢のHA電気テラス草分けザシアン。
構築でホウオウやヘイラッシャがかなり重いのとアーマーガアが増えていたため、ホウオウとアーマーガアを対面からでもワンパンでき、ヘイラッシャにも良いダメージが出る電気テラスで採用。
電磁波等による麻痺を拒否できるのも偉い。
ザシアンはHAでもそこそこSが高いので、くさわけでSを上げることであまりにも速いポケモン以外は殆ど上を取ることができた。
技枠については安定打点のきゅじゅうざんとコンセプトのくさわけ、ワイルドボルト。ラスト1枠はじゃれつくと迷ったが、きょじゅうざんをタイプ受けしにくる相手（鋼等）に通るインファイトを採用した。
キノガッサ
持ち物：きあいのタスキ
テラスタイプ：ゴースト
特性：テクニシャン
性格：いじっぱり
135-200(252)-111(84)-72-80-112(172)
タネマシンガン / マッハパンチ / がんせきふうじ / キノコのほうし
【調整】
・HB…いじっぱり連撃ウーラオスの水テラス鉢巻すいりゅうれんだが乱数1.53％
・S…無振りランドロス+1
少し耐久に回したこと以外あまり話すことがない一般的なキノガッサ。
がんせきふうじはカイリューや炎オーガポンへの打点として採用。
テラスタイプはカイリューのしんそくを透かすことができるゴースト。
イーユイ
持ち物：こだわりスカーフ
テラスタイプ：ゴースト
特性：わざわいのたま
性格：おくびょう
131(4)-90-100-187(252)-140-167(252)
オーバーヒート / あくのはどう / かえんほうしゃ / サイコキネシス
【調整】
スカーフウーラオスの上から動ける最速CS。
これまたあまり話すことがない一般的なスカーフイーユイ。
高火力のあくのはどうが強く、上から20％を押し付けるのも卑怯で強かった。
キノガッサと同じくカイリューのしんそくを透かすゴーストテラス。
カイリュー
持ち物：こだわりハチマキ
テラスタイプ：ノーマル
特性：マルチスケイル
性格：いじっぱり
167(4)-204(252)-115-108-120-132(252)
しんそく / げきりん / アイススピナー / じしん
【調整】
火力優先のいじっぱり。アタッカー性能を上げるためASぶっぱ。
選出時は基本的には最後にカイリューで〆ることを考えてゲームメイクをしていた。
ザシアンとの役割集中が特に強力で、ザシアンが大きく削った物理受けをテラスしんそくで倒したり、ザシアンの電気テラスで物理受けを突破する展開になればカイリューは自然と通るためテラス無しでも活躍する場面は多かった。
カバルドン
持ち物：ゴツゴツメット
テラスタイプ：みず
特性：すなおこし
性格：のんき
215(252)-132-156(28)-88-121(228)-60
じしん / あくび / ふきとばし / ステルスロック
【調整】
・HB…HDに振った残り全て
・HD…C+1おくびょう黒馬バドレックスのアストラルビット確定耐え
・S…最遅ママンボウ抜かれの性格のんき
特殊の高火力ポケモンと対面したときに出オチしないようにHDベースで採用。
テラスタイプは連撃ウーラオスのすいりゅうれんだやコライドンのフレアドライブ、ザシアンのきょじゅうざん等を半減できる水。
カバルドンを初手に投げて動きが通ると相手をぐちゃぐちゃにできてザシアンやカイリューを通しやすくなるので、綺麗に動くことができるなら一番強い選出はカバザシカイリュー（イーユイ）だったかもしれない。
ハバタクカミ
持ち物：ブーストエナジー
テラスタイプ：ほのお
特性：こだいかっせい
性格：おくびょう
141(84)-67-107(252)-161(44)-156(4)-188(124)
ムーンフォース / マジカルフレイム / あまえる / いたみわけ
【調整】
・HB…できるだけ高く
・HD…おくびょうコライドンのイナズマドライブ確定耐え
・C…余り（無振りイーユイがムンフォ2発で90％くらいで倒せる）
・S…準速135族抜き
ラスト1枠を探してザシアン構築を見漁っていたところYouTubeである配信アーカイブを発見し、そこで使用されていたハバタクカミをヒントに使ってみたところ最後のピースとなった。
初手に投げることで相手の裏まで確認できたり火力を下げてザシアンがくさわけを打つ起点を作成できたりと起用なポケモンだった。
ミライハッサムのような構築は、バレットパンチを打ちにきたハッサムにマジカルフレイムを打ち込むのが気持ちよすぎて毎試合やりたかった。
一度相手のメタモンにコピーされたが、過去一気まずい対面だった。
選出について
基本選出のような「困ったらこの3体を選出」というようなものはなく、相手の構築に合わせて柔軟に選出を決めるようにしていた。
以下、数が多かった構築への選出例と体感の相性を紹介する。
（あくまでも選出例で必ずこの選出というわけではなく、相性も使用していての体感）
例） vs 〇〇構築
⇒ 選出：（初手）キノガッサ＋ザシアン、イーユイ
vs ミライドン構築
⇒ 選出：（初手）ハバタクカミ＋ザシアン、カイリュー（イーユイ、キノガッサ）
有利寄りだと思う。多かったミライドン構築への勝率の高さが楽にレートを盛ることができた要因だと思っている。ガッサはEF下では怪しいように見えて、実はミライドンを削ってしまえば通ったりするので全く出せないとまではいかない。
vs 黒馬バドレックス構築
⇒ 選出：（初手）キノガッサ or カバルドン＋イーユイ、ザシアン
バドレックスの持ち物が何かひたすら考えながら戦っていた。
型が豊富すぎるため同じ動きというわけにはいかなかったが、ザシアンにくさわけを採用してからは不利とまでは感じなった。
vs コライドン構築
⇒ 選出①：（初手）カバルドン＋ザシアン、カイリュー
選出②：（初手）ハバタクカミ＋ザシアン、カイリュー（カバルドン）
取り巻き次第ではあるがだいぶ厳しい。ヘイラッシャもいたら吐きながら戦う。
vs ザシアン構築
⇒ 選出：ハバタクカミ以外から3体
（初手）カバルドン or キノガッサ＋ザシアン、カイリュー（イーユイ）（キノガッサ後ろもある）というような感じで相手に合わせて選出していた。
vs ホウオウ構築（受けサイクル）
⇒ 選出：ハバタクカミ以外から3体
ザシアンの電気テラスワイルドボルトでホウオウを倒すことができれば後はヘイラッシャをどうにかするだけという印象。
重いポケモン、重い並び
・コライドン
カバルドンを上手く使って立ち回る必要があるが、サイクル構築ではないため天候の取り合いは難しい。
・ヘイラッシャ
ザシアンの電気テラスワイルドボルトとイーユイを絡めて処理していたため、もう少し楽な処理ルートが欲しいとずっと思っていた。
・コライドン＋ヘイラッシャ
基本勝てない。選出画面の時点でため息をついていた。
どちらか単体でも厳しいのに並んでいたらそれはもうｹﾞﾎﾞだしそれはそう。
・ブリジュラス（じきゅうりょく）
綺麗な処理ルートが無く荒らされる。数が少なかったので耐えていた。
・メタモン
ザシアンをコピーされて世界崩壊する。なんやかんやでなんとかなったりなんとかならなかったりした。
コライドン、ヘイラッシャ、メタモンが並んでいる構築と当たった時は泡を吹いて倒れた。
あとがき
1年以上ポケモンをやっていませんでしたが、初めてのレート2000と最終3桁という結果になりとても嬉しいです。
最後にポケモン対戦をたくさんしていた時期が7世代だったので、禁止伝説やテラスタルを軸に対戦していくのが、当時のメガシンカやZ技のようなシステムと似ている感覚があり懐かしくもあり楽しかったです。
構築を友人に渡したところ
・ザシアンはニトチャリザXだと思ってる
・イーユイもテテフ
・老人向け構築
と言われてめちゃくちゃ納得してしまったので、これは令和のカバリザテテフとします（？）
TNは好きなアイドルの『youmenosay（ゆめのせい）』から。
構築名は最近ハマっていて対戦中のBGMとして聴いていた₌LOVEの新曲『絶対アイドル辞めないで』から。
MVが信じられないくらい可愛いので是非見てみてください。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
何かあればTwitter（自称X）までお願いします。
Special thanks
・色違いハバタクカミの個体を提供してくれたでぃーさん
・本記事を作成するにあたり、ポケモンの画像を提供してくれた結城くん
